2011年8月3日水曜日

平成の「安保反対」

日刊ゲンダイから

泣いても辞められない海江田経産相のジレンマ
http://gendai.net/articles/view/syakai/131802

泣きを入れるのなら、何で、この御仁は辞めないのか。理解に苦しむのだが、それはさておき、そういや、その昔、小沢遼子女史がこの人の事を「江田さんが海に行った様な名前の人」とか申しておりました。江田が海に行った様なのは、元々財テクの人だから、東電株の事を心配しているため計算大臣になって、株価の計算。だから、経産省の言いなりの政策しか進めない。所が、江田にしても、今日では「江田が海に行った」のと程度は同じ。何せ、江田も東電の株を持っているのだとか。そりゃー、東電の株が値下がりしては、困っちまうよねぇ。

ジャーナリズムというのは、色々な所から距離を置かないとならない。そうでないと、公正な批判も出来なくなってしまう。先日、あるジャーナリストの遺族が、相続税を支払っていなかったとして国税から文句を言われたとか。それで、一部マスコミも「ジャーナリストの資産の中身」などという報道をしておりました。ジャーナリストといえども、全く食うに事欠いてはやっていけません。ある程度の資産も持っているでしょう。しかし、江田何某は、その私欲のためだけに、資産の目減りを回避するためだけに、国民に付託された権力を用いている。はっきりいやぁいいんだ。「オレも海江田と同じ銭ゲバだ、オレだけ儲からりゃあいいんだ。国民のクズ共」と。

まあ、現内閣はこうした手合ばかりなので、これ以上言っても始まるものでもありませんから、それは飽きた。で、そういや、こういう手合の中には昔、学生運動とかしていたのもいるんだそうな。「安保反対」とか。今日では、資産の目減りを恐れる政策しかしない手合ですが、当時は「かくあるべき」で学生運動とかやっていた。それは「若気の至りであった」と気付き、今日では多くの学生がカンリョーになったりして、今日の「霞ヶ関」を運営している。そして、カンリョーになり損ねた手合は総理や大臣になって、カンリョー政治を進めている。奇しくも、官総理は学生運動で「弁当配り」をしていたとか。今日は弁当ならぬ霞ヶ関の「資産」である「国家予算 (=税金)」を国会で承認させる「だけ」の仕事をしている。学生時代の弁当配りと変わりませんな。

で、こんな記事もありました。

原子力安全・保安院 全員クビ退職金ゼロにしろ
http://gendai.net/articles/view/syakai/131803

原子力安全・保安院ちう所は、「原発が安全かどうかを調べる所」だった筈。しかし、原発は国策だから「基本はオッケー」でやって来てしまった。なんたって、経産省の内部機関だから。そりゃー、無下にはしませんですよ。しかし、あんまりヤバかったら、それなりに注意喚起していたのだと思いますよ、当初は。所がずっと大丈夫で来ていたので、その内「オレらの仕事って、もしかして<原発は安全って喧伝する>事 ?」と勘違いしてしまった。だから、こんな事までしてしまった。

本来ならば「放射能がまき散らされてしまっては国民生活に重大な毀損が生じる」から「原発が安全かどうかを調べる」のが、組織自体がインサイダーにあるから「カンリョーのために安心、安心と喧伝するのが仕事」になってしまった。まったくもって、薬害エイズの構造。

こんな組織も未だに存続しており、官総理は「放射能被害はない」という考えらしく、放射能農産物などを未だに野放し。先ずは、国民としては「原子力安全・保安院、反対」、平成の「<安保>反対」から始める必要があるのかも知れない。

アシャーイ !

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