2011年4月27日水曜日

そろそろ、総理交代の声が聞こえてきたのでしょうか

「利益誘導」の言葉もちらつく 菅とバイオマスの怪しい関係 - ゲンダイネット
http://gendai.net/articles/view/syakai/130171

この記事によりますと、バイオマスにご執心の官総理は、今度の震災で出てくるガレキから木材を取り出し、それをバイオマスに使う、その予算を出させようとしているとか。
しかし、実際はどうなのか。もしこれが進むとなると、バイオマスで発電を行うから、原発の方は用済みになりそうなもの。所が、このバイオマスは「農水利権」ですから、経産省が黙っちゃいないでしょう。
おそらく、経産省辺りは「総理、そんなものよりも原発の方が余程、国家のためですよ。そんなチンケな話は止めておしまいなさい」とか言って、官総理はバイオマスからは手を引いているのではないか。そうでなければ、経産大臣カイエダに「原発をトルコに輸出だ」などと言わせる理由が判らない。また、保安院とかいう怪しげな団体に「放射能は問題ない、安全だ安全だ安全だ安全だ安全だ安全だ安全だ安全だ安全だ安全だ」と言わせるのも理由が見えてこない。

今回の記事は「官も所詮は利権政治家、こんなヤツだったんだぜ」という印象を広めるため、霞ヶ関辺りから出た話なのではないか、と。もちろん、無能な官を引きずり下ろすのは結構な話ではありますが、問題は、この巨大「原発災害」にどんな手を打てるのか、という事であって、官総理がそれを粛々とやっておれば、別に辞める必要もないのではないか、と思うのです。

一方、こんな記事もあります。

仙石官房副長官「期間限定の所得増税を」 - 3K Biz
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110425/mca1104250506008-n1.htm

官総理は「消費税増税、法人税減税で強い国を !」と言っており、その路線を強化してくれるであろうから仙獄氏を入閣させたはずなのですが、その氏はどうやら、官総理とは違う事を言い始めています。これは、そろそろ「官下ろし」が動き出した、という事なのか。

でも、官がイスから降りてた所で、誰が総理になるのでしょうか。そして、その「未だ見ぬ」総理はこの原発震災に「正しい」手を打てるのでしょうか。

2011年4月23日土曜日

2011年4月22日金曜日

この先、日本は「立ち直れる」のか

マスコミによると、未だに震災の復興が進んでいない、そして自粛ムードが蔓延しているという。そこで「自粛ムードはいかがなものか」という話も出てきている。
官のバカ垂れは鼻を詰まらせて「復興、復興」とうなっているが、自粛ムードでは、いくら音頭を取ろうとしても徒労に終わり兼ねない。
では、何でまた「自粛ムード」なのか。それは、震災の被災者に対する支援がろくに進んでいないから、ではないか。

先の大地震は、東北地方の広い範囲に被害をもたらして居りますが、被災者の多くは支援を受けつつあると言っても、「広い範囲」を理由に、1ヶ月以上経った今日でも支援がままならない所も多いと言います。官のバカ垂れは、実際に何かをするでもなく、「何をしたらいいのかなぁ ?」と「復興**会議」とかいうものなどをあれこれ作っているそうですが、それがために被災者への支援が進んでいない様子。
原発震災についても同じで、未だに暴走原発の封じ込めには至って居らず、「原発震災進行中」であるのですが、官のバカ垂れは「どうしようかなぁ ?」と、鼻を垂らしておる。官僚の皆様でも、中には「今はすぐにでもこうすべき」という目的を持っている人もいるのでしょうが、それを使って政治を動かす頭(官総理)が、トロけてしまっているのだから、何もしない。

そもそも、官のバカ垂れは、罪務省の言いなりになって「増税だ、消費税増税だ」と連呼しておりました。この度は大震災があったので「復興増税だ」と言っており、カイエダには「電気料金に原発震災税を組み込み、国民から原発被災者へ償いをさせよう、一億総懺悔だ、バンザーイッ !」と言わせている。本来ならば、東電に支払わせるものですよ、原発震災の補償金は。所が、官は原発を海外に売りに行きたいから、東電にはつぶれてもらっては困る、だから、補償金は国民に支払わせればいいんじゃね、とバカの浅知恵。それなら、最初に原発震災の被災者を救うべく行動を起こすべきだったが、怠け者でスシを食っていただけだから、そんな事も出来なかった。で、レベル7と来たもんだ。それでも、未だに福島県の原発震災被災者を避難させない。

一部の人々は、放射能が子供に与える影響を怖れて、自主的に避難していると言います。もちろん、そうした「つて」や財力のある方だけしか避難出来ない。その避難を「疎開」と言っている。まさに、戦中になってしまった。それでも、先の戦争では疎開が当たり前に出来たのですが、今は、多くの人々は簡単には行かない。そこで、本来ならば政治主導で疎開を進める必要があった。子供手当てを止め、子供を増やそうとする政策も止めてしまったのですから、子供を疎開させないと、ますます人口は減っていく事になりましょうや。それでもしない官総理。官のバカ垂れはそんなに子供が憎いのかね。だったら、秘書官をしているとかいうテメエのムスコから原発に送り込むなりしてみせろや。

で、子供も減って行き、人口も減る方向に決定づけられてしまったこの日本国では、この先、益々消費は冷え込んでいく事になりましょう。本来ならば、人口を増やすべく、色々な施策をせねばならないはずで、アメリカやフランスなどは、色々な政策を講じて、人口を増やす方向に持っていき、それが成功している様です。結局、人口が増えれば、カネの動きも増えて、経済は拡大し、税収も上がる。こんな簡単な原理も判らず「復興だ復興だ、増税、増税」と鼻を詰まらせて叫んでいるバカなおと。これじゃあ、立ち直り所じゃありませんよ。

「産業一番、原発一番」と思って、それを売り込みにいくつもりでしょうが、それもどうなることやら。経団連のバカ垂れも「東電を守り、被災者への補償は税金でやれ」と抜かしておりとか。冗談じゃありませんよ。手前は東電の株をしこたま持っていて、それが目減りするのが嫌だからそんな事を抜かして居るのかも知れんが、このままだと、国土は放射能にまみれて、農産物も海外に売れなくなる。経団連のお歴々はそれでも構わんというのでしょうが、その先にあるのは、素材産業への打撃です。放射能をかぶった鉄鋼や先端素材など、いくら海外に売ろうとしてもうまくは行きません。勢い、こうした会社も工場を海外に移す事になります。原発の放った放射能で、第1次産業、第2次産業は大打撃。これが華奢でおんぼろ原発の実態です。

こうして、この国の経済は衰微していく、そんな事になるのではないか。今ならまだ間に合うかも知れない。こうしたバカな施策を止めさせるべきでしょう。しかし、それを止めさせる事が、出来るのか。まがりなりにも「民主主義国家」ですから。

ちょっと替え歌

あれは転がり込んだ代表選のFriday night.
ハトが辞めると総理のイスがあってさ

夢を見たのかい!? No,no,no
道に迷ったのかい!?
何が出来るのか眩暈がしたよ

気がつきゃマスコミが応援して
宴が始まる Carnival

ここは何処だろう!? Dance,dance,dance
この世の果てかい!?
総理のイスが微笑み手招きしてる

I wanna be your minister.
なんてSpiritual そのイスに抱かれて
You're gonna give me a power.
お釈迦様よ Everything's gonna be alright.

I wanna be your minister.
妖艶Politics その力に溺れて
民意が紙屑になった気がした



故意か偶然か代表選で取ったのは
歳費で寿司が食い放題のおいしい世界

夢を見たのかい!? No,no,no
道に迷ったのかい!?
シラフじゃ説明出来ないあの頃だった

哀れみの献花(はな)
そんなモノはまだ僕は欲しくない
原発の売り込み エトセトラ…
まだ総理にゃ 未練がいっぱい

お別れの歌!?
そんなバカな!!
蘇れもう一度!!
何処かで東電の叫ぶ声がする



I wanna be your desaster.
なんてSpiritual そのイスに抱かれて

You're gonna give me a power.
ノブ子様よ Everything's gonna be alright.

I wanna be your desaster.
妖艶Politics その力に溺れて
民意が紙屑になった気がした


Lu lu lu …
事の始めは総理のイスがあってさ


Oh,奇譚 我よBack in cab(inet)
Oh,奇譚 我はノータリン

2011年4月20日水曜日

まだまだ、原発は続くのか・2

本紙ではなく、朝日新聞の世論調査と称する情報によると、未だに「原発反対が4割、残りは推進」とか。これが正しいとなると、あれだけの「原発震災」があったというのに、未だに「原発礼賛、原死力による電気が欲しィィィィ」と国民の多くが思っている勘定になります。
当方は「電気は欲しいが、原死力でなくてもいいんじゃないか」。原発で無くてもCO2削減は可能です。そもそも、何で原死力がヤバいのか、それは、たいして大きく揺れなかった地震でも、あっけなく壊れてしまって制禦不能、未だに放射能をまき散らしてしている。それがヤバいのです。

「原発から出ている放射能は大丈夫だ、たいしたことはない」と連呼し、未だに福島の一部地域の人々を避難させない。そういう中で「実はチェルノブイリと同じ、レベル7でした。ゴメーン」と、事故から1ヶ月も過ぎてから公表する政府。これでは「原発から出ている放射能は大丈夫だ、たいしたことはない」という文言も信用できませんよ。チェル信房子。レベル7だと認めたのに、未だに福島の人々を避難させない。

アシャーイならぬ天下の犬新聞、いや、点は余計でした、大新聞「朝日」が、こうした世論調査の結果を出して世論操作をおこないますから、官のバカ垂れもそれを真に受けて「そうか、ヨシッ、トルコへ原発を売り込みにいくぞ」と息巻く始末。

その昔、日本の総理がフランスを訪れた折に、ドゴールだったかが「トランジスタのセールスマンが来たのか」と言ったとか。その時の日本製品は「より良いものを」と熱心に作っていたので、それでも恥じる事はなかった、と思います。しかし、官のバカ垂れが売り込みに行こうというのが、たいして大きくもない地震でも簡単に壊れてしまう、とっても華奢な原死力。国民反故の観点からはこんな原発でもいいのかも知れませんが、他の国では国民保護の観点から見るのですから、こんなオンボロなものをハイハイといって買うと思っているのかね、バ官は。カンリョーの皆様も「もう少し待て」と言えないものか。
そういう政権なので、まだ「原発一番」と思っているらしく、「放射能で国民には泣いてもらおう」と思っている。「放射能営業を勝ち取るまで、欲しがりません、カツマーでは」だって。で、アシャーイならぬ「朝日」は、これを支持するのが国民の6割といっている。

所が、ロイターでは

東日本大震災の発生を受けて、ロイターは3月16日─18日にかけて個人投資家を対象に緊急調査を実施し、933人から回答を得た。調査結果の概要は以下の通り。

「政府のエネルギー基本計画では2030年までに14基以上の原発増設を目指している。今回の原発事故を受けて、あなたの望む政策は」

1) 計画通り、原発を増設 42.9 %
2) 計画を見直し、原発を減らす 44.2 %
3) 原発を全廃 13.0 %

というアンケート結果を出しています。果たして、本当はどう考えているのでしょうか。

原発を止めるには、少なくとも、原死力テロ総理を椅子から引きずり下ろす所から始めないとならないようです。

「歳費で食う 寿司のうまさや 原死力」
官邸に隠れてこんな事を言っていそうですよ、ノブ子と寿司をつまみながら。

2011年4月11日月曜日

NHKのニュース7の「お天気おねえちゃん」

以前に、NHKニュース7の「お天気おねえさん」こと半井小絵嬢が「諸般の事情」で年度いっぱい、という事になったそうですが、WikiPediaによりますと、実際には03/25からは出ていないそうです。しかし、相手の野球選手はNHKがどうする事も出来ず、相変わらず別の女性と「夜のバッティング」に励んでいるのか。ケンカもXXXも両成敗、ではないかと思いますよ。増して、小絵嬢の場合には、野郎に奥方が居たというのにやっちゃったんだから。小絵嬢の方がむしろ「被害者」だったりして。
で、NHKはこれを受けて「フリンはイカン」通達を出したとか。さらに、小絵嬢を降板させるついでに、山本詩織嬢も降板させちゃった。そりゃあ、詩織嬢も「外部の業者」ですし、便利に降板させるのは勝手ですが、同じ時期に降板とは、とんだトバッチリではないか。でも、新しいおねえちゃんもかわいいからいいか、と問題の解決にはならない発言。

そういや、NHKは調子に乗って小絵嬢や詩織嬢の写真を使った「お天気おねえちゃん」カレンダーなんて出しておりましたよねぇ。それを3月で降板だって。なーんだか。報道の女性アナウンサーが交通事故を起こした際には隠そうとしていたくせに。

詩織ちゃん、カムバァーック !! (何だ、それは)

われらが総理は「テロ総理」だったのか

オウム真理教によるサリン事件などがあり、オウムの教祖であった何某が逮捕されました。何某は当時、選挙にも撃って出ましたが、泡沫候補という扱いで当然の事ながら当選する事もなく、最後にはテロ事件を起こしたのでした。
何某は、裏では「恐怖の独裁者」ではあったのですが、表向きは「気の良いおっさん」であり、それゆえ、それなりの「信者」を獲得しました。
そして、何某は、選挙では色々と美辞麗句を並べ立てたのですが、結局はテロ行為を働き、逮捕されたのでした。

そして、現在総理を努めている御仁ですが、マニフェストを反故にした政策ばかりを推し進めております。

以下の記事をご覧戴きたく。

菅首相の官僚外しと原発危機対策 - WSJ 日本
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_219448

これを見ると、官総理は「政治主導」という事で、「官僚をなるべく使わず」という方向で動いている、みたいな事が書かれています。しかし、結局の所、官に報告が行くのは官僚の口からであり、その意味では旧態依然の官僚支配であって、官総理が言っている所の「新しい政治」では無い様に思われます。確かに、(問責決議が出てしまったために遠ざけていた)仙獄とかも閣内に入れてしまって、官僚への対応に苦慮しているのかも知れませんが、そこは、基本原則としては「何をするべきなのか」を考え、それを官僚に指示して動かすのが本来の「政治主導」なのであって、今、使うべき道具(= 官僚)を「これは思うように使えないから」という理由で疎んじているのでは、何もできないのではないかと思うのです。まず、いま「何をするか」を明確に意志として表明し、その政策を遂行すべく在る道具を有効活用する、それこそが真の「政治主導」なのではないでしょうか。「道具に使われてしまう」のを避けるのは結構ですが、そのために道具を使わないというのは、筋違い。いやしくも工学部に席を置いていた筈なのだから、道具の便利さは身に染みているのではないか、とは思うのですが。それとも、便利な道具を使った事がないから、そんな事を考えているのかな、このバカは。
側近に「おれは原子の専門家だ」といったのも、これは「下手の横好き」政治だからなのかも知れません。アマチュアの考えですよ、道具に八つ当たりするのは。これは、自分が道具になってしまったという事かも知れない。(政策実現の道具である)官僚も、道具を使う方が道具と張り合っているというのであれば、「だったら好きにすれば」となりましょうや。

と、思っていたら、実はこの官というバカ男は、どうも原発の回し蹴りだった様子。次の記事を御覧戴きたく。

枝野氏「よくやっている」「総理候補に浮上」と評価される理由なし - NEWSポストセブン
http://www.news-postseven.com/archives/20110405_16641.html

「オレオレ、オレは原子の専門家だ」という言葉の実相は、どうやらコレだった。技術官僚の言葉を信ずる事なく、「不安を与えた」として更迭してしまったという。何だか。おかしいわけだわな。

さらに最悪なのは、つぎのネタ。

東日本大震災:被災者支援出遅れ 菅政権の1カ月 - 毎日.jp
http://mainichi.jp/select/today/news/20110410k0000e010016000c.html

官総理も、「国民の生活が一番」と言ってた民主党だから、と思っていたら、買い被っていた様で、このバカ男・官は、未だに「原発は国家なり」と思っている様子。

> ◇東電に不信感 首相急襲「撤退したら日本がつぶれる」
> 首相は後に「放置したら原子炉が溶解し、アメリカが(原発を)占領しに来るぞ」と周辺に漏らしている。

これらは記事の抜書ですが、おそらく「原発は国家なり」とでも思っているから、こんな事を言う。一方、原発被災者の避難も進めないのではないか、と。「原発のためには、億民草は我慢せよ」という事ですかね。こりゃーア官ねぇ。今回の原発テロの主役、それは当初、東電かと思っていたのですが、記事を読み進めるとさにあらず、実は官直人、その人だったのです。原発テロ首相・官直人。だから、自分の上にも放射能が来ても、何とも思っていない。どころか、恐らく「放射能がアメリカにも撒かれて、コリャーエエワイ」とでも思っているのかも知れない。で、次はこのテロを海外にも輸出すべく「原発の輸出をより進めていく」とカイエダに言わせる始末。こんな事故を起こした、安っぽい原発なんて御免ですよ、普通はそう思うに違いないでしょう。でも、官はそれを売りたがっている。だから、「放射能事故は無かった」事にしたいがため、未だに原発の周辺住民を避難させない。

やはり、コイツはテロ宰相だった。オウムの何某も最初は良い事をいっておりましたが、遂にはテロを起こした。そして、シレッとして総理の座についたその男は、原発テロを進めている。「スシ楽」官直人おっさんテロ地獄。ノブ子やカンリョー、マスコミも、そのテロ宰相を支えている。ムバ楽よりもたちが悪い。

2011年4月9日土曜日

官直人、お前の上にも放射能

未だに余談を許さない原発災害。早く収拾して戴きたいものです。しかし、本人は今日も表に出ることなく、どうせ「復興だ、増税だ」などと、良からぬ事をやっているのでしょう。
早く、福島の「自宅待機」の人々を避難させろよ、バカ。それとも、東大とかのバカ学者や東電の幹部と一緒に、原発へ赴いて水でも撒いてこいや。「低線量だからダイジョブ」なんだろうから。

近藤誠・慶大医学部講師が緊急寄稿「100ミリシーベルト以下の被曝量なら安心」はウソっぱち! - ゲンダイネット
http://gendai.net/articles/view/syakai/129864

上記記事を御山椒。


2011年4月6日水曜日

日本に亡国の官が聞こえる

東北地方を襲った、大地震と津波。その犠牲者も大変多く、ご冥福をお祈り申し上げるくらいしか出来ません。また、被災されました方々にもお見舞い申し上げます。

そして、大津波によって引き起こされた原発災害。これは、未だに炉心の冷却がなされているかを確認できず、まだまだ予断を許さない状況であり、その意味では、現在もなお、進行中の大災害です。この原発災害によって、住む土地を逐われた方も多く、あるいは、政府によって「自宅待機」となって、放射能からも逃れる術のない方々も多く、大変残念な事であります。まずは、多くの人々の命を救う事であり、地震・津波の被災者には支援物資の提供を速やかに、そして、原発災害の避難者は、まずは早急なる汚染地域からの退去を推めるべきだと思うのですが、そうした政策を進めるべき政府は「復興、復興。もう、原発の話なんてどうでもいいじゃん。それよか、復興増税でウハウハ」と言わんばかり。復興、とは言っても、そこに住んで暮らす人がいるからこそ復興なのであって、誰もいない所に道路や建物だけ作っても、それは虚しい、虚栄というものです。しかし、そこに住む人々をないがしろにして「復興、復興」の掛け声。そして、現在も進行する原発災害については「冷静に、冷静に」とうろたえる割には、傍観者を決め込んで何も手を打たない。それがため、原発災害の早い時期にホウ酸水を投入するという決断も出来ずに、4週間にもなろうというのに「炉心の状態がわかんなーい」状態に至ってしまった。
しかし、政府はカンリョーの皆様に「原発はまだ、国策として必要ですョ、総理。ここで譲っちゃダメです。あの原発もまだ使えます、ホウ酸水を投入するなんてとーんでもありません。モッタイナーイですョ」と耳打ちされ、もともと当事者能力に欠けた官総理は、「あ ?」と鼻詰まりの声でカンリョーの皆様の言葉を繰り替えし、官邸に引っ込んで寿司をつまむ日々、しかし、未だに垂れ流す放射能のおかげで、近海ものの寿司はもう食えません。それにイライラしたのか、側近に当り散らしても後の祭り。お前がイライラする前に、国民の方がイライラしているんだよ !
で、通常ならば、総理は責任をとって辞職しようものです。まさに「腑抜け宰相はいますぐ辞職せよ」。何も、首相を辞めた所で、今更何かをしているわけではないのですから、いいじゃないですか。「いや、オレはまだ総理だ」と、鼻詰まりの声で怒鳴ってみても始まらない。それよりは今すぐ、さっさと辞めてしまい、他にもっと「今、何をするのか」を判っている人が総理になった方が良いと思うのです。とはいえ、他になりそうな人、というと ... 。ウーム、誰もおらんですね。少なくとも、今、言われている人々の中には。えだの、仙獄、現場、マエハラ、イオン ... 。野党にまで話を広げたら、例えば宗教政党のなつお氏くらいは「もしかすると」もう少しやってくれそうな気もしますが、宗教政党も一頃は与党にいて「安心、安全の年金制度」を、カンリョーの皆様の口車に乗せられ、やってしまった。やっぱ、ダメかなぁ。
「その国の政治家は、その国の民度に応じている」と言う、マックスヴェーバーの言葉もあります。そう、彼らも我々が選んだ議員です。いざとなっても何もできない、それは、当の政治家に想像力が足りないからではありますが、言われてみれば私たちにも「それが出来るのか」と言われれば、そこは疑問です。実際、色々な立場の人々が口を突っ込んできます。中には「(「配管ユルユル、地震には滅法弱いの、私」みたいな)原発をやらずして、何が国家だ !」みたいな、アシャーイ新聞猪熊由紀子みたいなのも居りますし(まだ生きて居るんかね、このバカ女は。福島原発の炉心へ行って、水でも撒いてこいや)。しかし、民主主義国家というのは、まずは国民の生命、財産を護る、そういうもののはずです。そのために税金を払って居る。その原則に従えば、まずは被災者救援、原発災害を抑える、など、すぐにやるべき事が判ろうものです。しかし、カンリョーの皆様の言葉しか聞かない官総理は「もう復興だ、復興だ」と浮かれている。カンリョーは本来、民選政権のいう事を聞いて、仕事をするものです。それは、あたかも某社の電子書籍ビューワーが「コンテンツ保護の電子書籍しか読めないもんね。後、webページくらいは見せてやるよ。でも、ネットしか買えないよ」(別にS社の製品を言っているのではありません、念のため)と、道具に言われている様なものです。消費者としては「ユーザーはオレだ、どう使おうがオレの勝手だ」と主張し、そして、その道具を使いこなさないとなりません。それがリテラシイというものです。

カンリョーの皆様が主導してきた産業戦争も、原発災害という出来事で「敗戦」してしまった。しかし、カンリョーの皆様はまだ、その方針が誤っていたと認識していないのか、まだ(「配管ユルユル、地震には滅法弱いの、私」みたいな)原発を推進しようとしている。中部大学の武田先生は「地震に強い原発を」と言っていた。しかし、産業戦争の作戦指令本部・カンリョーの皆様は「ダイジョブ、ダイジョブ、グッジョブ」とばかりに、地震国である本邦で(「配管ユルユル、地震には滅法弱いの、私」みたいな)原発を推進してしまい、今日の原発災害を招いてしまった。この先、東北地方に工場を構えていた様々なメーカーは、つぎつぎと撤退すると言われています。最近でこそ、海外に少しずつ売れてきていると言われていた、国内の農産物も、放射能汚染があるので、これからは売れません。それも、(「配管ユルユル、地震には滅法弱いの、私」みたいな)原発をやって、原発災害を招いてしまったからです。所が、政治家は選挙で選ばなければ議員にはなれませんが、カンリョーの皆様は選挙で選んだ憶えはなく、彼らは「科挙」で選ばれている。民意とは離れた所で出現しているのです。それがため「オレラが勝手にやっているのだから、ソレでいいじゃん」と、いい加減な産業指導をしてしまった。

♪ 原発の水を手に入れて 霞ヶ関にバラまくのさ

もっとも、カンリョーの皆様は「放射能なんて、ダイジョブ、ダイジョブ」と言っているので、こんな事をしても問題ないはず。

旧ソ連が崩壊したきっかけの一つが、チェルノブイリ原発事故でした。刺殺された石井代議士は、旧ソ連の政治制度をつぶさに観察、ソ連邦の崩壊を予測し、それが本邦にも起こるという考えを持っていたと言われています。しかし、政治家にこうした慧眼を持っている人は余り多くなく、これからもカンリョー政治は続いていきそうな、そんな感じです。

2011年4月3日日曜日

これからは、今までとは違った製品が売れるようになる・2

Gigazineの「チャリダーマン」氏の記事は、世界中を自転車でまわり、その地域の人々の暮らしぶりなどを伝えてくれる、大変興味深いものです。
今回は、こんな記事が掲載されておりました。

外国資本と中国商店が国内経済を破壊するスペイン危機の可能性について考えてみました - Gigazine
http://gigazine.net/news/20110402_spain-chinese/

このレポートの中程に「DON SIMON SANGRIA」というジュースのレーベルの写真がありました。輸入および取引先が日本の会社「やまや」になっております。そのレーベルをつけた製品をスペインは自国内に流通させている。これは「自国の製品であっても、それを海外に出し、それを逆輸入している」という事なのでしょうか。チャリダーマン氏は中国などの他国の資本などがスペイン経済を侵食していると述べられていますが、そこには日本もお相伴しているという事なのかしらん。日本の会社もスペイン経済破壊に手を貸している、という事なのかも知れません。

レポートでは中国製品のことを悪く言いますが、昔の日本の製品も、そんな所からスタートしていました。しかし、研鑽をつんで、今日の様な製品を製造、輸出するに
至っておりますが、大手メーカーは製造できる製品が良くなったので、今度は「高級志向だ、金がなくて買えない奴は買わなくて結構。それも、製造に人件費が掛かるので、安く作って利益をウハウハと出すためには、海外へ工場を移すよーん。与謝野さん、よろしくね」と企業献金。与謝野は亡国政治家なので「はい喜んで」とばかりに、法人税減税と消費税増税。国家の税収なんて、経済が上向きになれば自然と上がるものなので、まずは経済をよくしないとならない。それで亀井さんたちは消費税はもう少し据え置き、歳出を削減して郵貯原資を活用し、経済を浮揚する事を模索していたのです。所が、官のバカタレは与謝野死にかけ亡国政治家を核内に取り込み、挙句の果ては自民党の持ち出した「復興税」だって。そりゃあ、東北の復興も大切ですが、その前に福島県の避難地域をもう少し拡大して、原発の方をもっと早くに抑え込むくらいはしないと。そうでないと、東北に住む人がいなくなってしまいます。そうしたら復興なんてどうなってしまうのか。まずは、そこに住む人が安心して暮らせる様にする。そのためには、後で地元に戻るのですから、その人口を減らさないように一時避難を政府主導で行う。まずは、人々が安心して暮らせるために、早急に避難させて、それからゆっくりと復興を論ずればよろしい。大体、未だに原発はどうなっているのか、当の東電も「どうなっているのか、放射線が強くて見に行けないからわかんなーい」と言って居るじゃないの。それを「もう原発は収まった。飯舘町もホットスポットではない。もう復興だ」などと言っているバカ官。それなら、岩手よりも飯舘町に視察に行け、ノブ子を連れて。

原発の件でイライラしてしまいました。逸れた話を戻します。

今後は、東電も株価が下落し、電力供給もままならず、そうなると東北に工場を置いていた大手は「国内に工場をおいていても、電気がないから動かせない。こりゃー海外雄飛でんな。与謝野さん、たのんまっせ」となります。そうでなくても海外雄飛のために工場を海外に移したい大手メーカーは法人税減税で得た富を、海外工場などの設備投資に使う。ますます、大手の海外進出は進むでしょう。そして、円も価値が下落するので、日本人は大手メーカーの作ったものですら買えなくなる。チャリダーマン氏が見たスペインの姿は、実の所、未来の日本の姿なのかも知れません。

しかし、NECはLenovoと合弁社を作っているくらいですし、これからは中国のメーカーもより良い製品を出してくるに違いありませんから、日本の、海外進出してしまうような大手メーカーに期待する必要はなさそうです。NTTドコモも、SamsungのGalaxyTabを売っている位ですし、日本製品でなくても大丈夫。でも、円が下落するから、こうした製品ですら買えなくなるかも... 。

かくして、今後の日本は、産業戦後の「焼け野原」から国富を蓄えるべく、海外雄飛してしまった大手に代わり小さなメーカーなどが徐々に登場して、日本国地元の経済に貢献すべく生産を始める、という事になるのか、それとも、そのままなのか。

ちなみに「やまや」は、与党幹事長の兄弟が経営する会社の子会社でしたね。