「利益誘導」の言葉もちらつく 菅とバイオマスの怪しい関係 - ゲンダイネット
http://gendai.net/articles/view/syakai/130171
この記事によりますと、バイオマスにご執心の官総理は、今度の震災で出てくるガレキから木材を取り出し、それをバイオマスに使う、その予算を出させようとしているとか。
しかし、実際はどうなのか。もしこれが進むとなると、バイオマスで発電を行うから、原発の方は用済みになりそうなもの。所が、このバイオマスは「農水利権」ですから、経産省が黙っちゃいないでしょう。
おそらく、経産省辺りは「総理、そんなものよりも原発の方が余程、国家のためですよ。そんなチンケな話は止めておしまいなさい」とか言って、官総理はバイオマスからは手を引いているのではないか。そうでなければ、経産大臣カイエダに「原発をトルコに輸出だ」などと言わせる理由が判らない。また、保安院とかいう怪しげな団体に「放射能は問題ない、安全だ安全だ安全だ安全だ安全だ安全だ安全だ安全だ安全だ安全だ」と言わせるのも理由が見えてこない。
今回の記事は「官も所詮は利権政治家、こんなヤツだったんだぜ」という印象を広めるため、霞ヶ関辺りから出た話なのではないか、と。もちろん、無能な官を引きずり下ろすのは結構な話ではありますが、問題は、この巨大「原発災害」にどんな手を打てるのか、という事であって、官総理がそれを粛々とやっておれば、別に辞める必要もないのではないか、と思うのです。
一方、こんな記事もあります。
仙石官房副長官「期間限定の所得増税を」 - 3K Biz
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110425/mca1104250506008-n1.htm
官総理は「消費税増税、法人税減税で強い国を !」と言っており、その路線を強化してくれるであろうから仙獄氏を入閣させたはずなのですが、その氏はどうやら、官総理とは違う事を言い始めています。これは、そろそろ「官下ろし」が動き出した、という事なのか。
でも、官がイスから降りてた所で、誰が総理になるのでしょうか。そして、その「未だ見ぬ」総理はこの原発震災に「正しい」手を打てるのでしょうか。
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