当blogで、「アシャーイ」タグの項目は信用度ゼロです。御駄犬あり。
あるblogのコメント欄に「そろそろ、小沢レジームから脱却する必要があると思います」とか書いてあり、学のない当方としましては「レジームって、何」と思ったので、調べた次第。
レジーム とは - コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%A0
体制。制度。政治形態。政体。管理体制。政権。
なんだそうな。では、小沢氏によるレジームが「小沢レジーム」なのでしょうが、小沢氏は未だ、民主党の代表になった事はあっても、政権を取った事がありませんので、何を以って「レジーム」なのか、と、良くわかんなーいのです。
さらに検索を続けると、こんな項目もあります。
戦後レジームとは - はてなキーワード
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%EF%B8%E5%A5%EC%A5%B8%A1%BC%A5%E0
ここに拠りますと、以前に腹を下して任期途中で放り出してしまった総理が述べたものだそうで、現在の民主主義を「戦争で負けた事でアメリカに押し付けられた政治形態なんだから、もう止めようぜ」という事の様です。本邦における民主主義制度には問題があるかも知れません。しかし、それこそ問題があるならば、政治の場で徐々に改良していくものであって、いきなり「全部、総とっかえだ、ヤレーッ」たって、どう変えるのか、という事もつまびらかになっていないのです。それをやるために教育をいじったりしたそうですが、いざ、本番に着手する前にゲリで辞めちゃった。別にゲリを責めているのではなく、人間、病気もするものですから仕方のない所ですし、途中でゲリで辞めてしまい、忸怩たるものもある事でしょう。しかし、本当にやる必要があるのでしたら、それこそゲリを垂れ流しながらでもやってみて欲しいものです(でも、それは「汚物テロ」ですな)。で、結局「戦後レジーム」の正体も判らぬまま。
本題から外れて居りますが、件の「小沢レジーム」というのも、そんな正体不明のものなのかも知れません。いや、小沢氏には「日本改造計画」という著作があり、これが「小沢レジーム」というのであるのかも知れませんが、これにしても、小沢氏は政権を取っていないので、特に実現しているものでもないのです。本を書いて「ナントカレジームだ」などと言われてしまったら、SF作家や怪奇文学作家などはひとたまりもありません。推理作家などはどうなってしまうのか。「時刻表トリック殺人レジーム」とか言われてしまうのですかね。
もちろん、小沢氏は、氏の主張を実現するために色々と努力されているのですが、議員一人の力ではたかが知れています。増して、官房長官兼法務大臣が「殺・小沢」とか言っているそうですから、身動きも取れない事でしょう。検察審査会とかいう所が「絶対権力者の小沢」とか言っても、実状は「一民主党議員」でしかありませんし、首相でもない人物が何をしようとしても、今の所はどうしようもない事です。それよりも、具体的な権力を持つ首相とかそうした連中の方を恐れるべきものでしょう。
同じコメントには「もう、小沢一郎議員に頼るのはやめましょう」と書かれております。確かに、今は何もできない小沢氏ですから、頼りようにも何もできないのです。だって、代表でもない、ただの「民主党の一議員」なのですから。それよりも民主党党首である官氏や仙獄氏に頼るのがスジというものです。我々が民意を預けたのは、彼らなのですから。消費税増税なんてスカな事は止めて、国内の景気を良くする対策をやれよ。
何だか、よく判らない言葉で以って「小沢レジーム」とかいうと格好良い感じで、学のない当方の様なものは「はーん、そんなもんか」などと思ってしまうのですが、良く考えてみると、その実体はどんなものなのか、と。昨今の新聞なども、横文字を振り回したり、イメージ操作ばかりが行われております。
東京都の新しい条例にしても、ゲンダイネットでは面白い指摘があります。要は、本を取り締まっても、webでそうしたものを見てしまうので、余り意味がないとか。なーんだ。そうなの。くれよん慎ちゃんは「これでエロ漫画にうつつを抜かすこともなく、小説で抜くようになる」などとお下劣な事を考えているのかどうかは定かではありませんが。そういや、先日は高校生が昼間から制服を着たまま中田氏のようなことをしている様な光景を見ましたが、遠くだったし、余りにコワいので良く見ていません。本当はどうだったのか ... 。
アシャーイ !
「こんな管らないことを書いてばかりいないで、もう少し生産性のあるネタを書けよ」ごもっとも。
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