2011年5月29日日曜日

つぎは「もんじゅ」か「浜岡」か

相も変わらず福島の原発は止まる所を知らず、放射能を垂れ流して居るそうで、未だに辞さないでハナを垂れ流している官総理の様であり、原発も官総理も早く停止させないとなりません。
しかし、官総理を止めさせた所で、つぎの「見知らぬ総理」は何をするのか。

官総理は、サミットで「ゲ・ン・パ・ツ、バンザァーーイッッッ !!」と叫んで閉会になったそうですが、一方、経産省のカンリョーに話もせず、いきなり「太陽光パネル1000万戸に設置」表明とか。

菅首相、「太陽光パネル1000万戸に設置」表明 - AFP
http://www.afpbb.com/article/politics/2802489/7265403?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

どうせやるつもりはないのかも知れない。しかし、いきなりこんな事を言うというのは、意外でした。
もちろん、帰国しても「直ちに福島県民をはじめ、近傍の市民を疎開させる」などと言う気遣いもないでしょう。しかし、「ゲ・ン・パ・ツ、バンザァーーイッッッ !!」という一方で、カンリョーに無断でこんな発言をする。当のカンリョーは「何て事を言うのだ、これでは、我がxx省が進めている原発政策がダメになってしまうではないか」というので、官総理は「無断で」こんな事を言ったのか。
だとすると、そこには別の利権という事があるのかも知れないのですが、これも「よく言った」と言っていいものかも知れない。国内に居たんではカンリョーの皆様の目があり、言うに言われぬ、という所だったのか。

当blogでは、官総理の事を「民選テロリスト」と申しました。それは、放射能がばらまかれても、その地域の人々を避難させるでもないからです。まさに、国民に対し、原発震災・放射能テロを起こしてしまった。すべての被災者にまで手が回らないかも知れませんが、それでも避難させるくらいの事は出来たはずです。所が、放射能の被爆基準を上げるという挙に出て、「安心、安心」と繰り返す始末。だから「民選テロリスト」という過激な物言いになってしまった。

しかし、実の所、官総理というのは民選テロリストというほど立派なものではなく、「ただのバカ、グズだったのではないか」とも思えるのです。

過日、ビン・ラーディン氏がアメリカの軍隊による活動で殺害されました。何でも、数年前からビン・ラーディン氏は肝臓をやられていて透析を受けないと生きられず、それとて余命数ヶ月ではないかという話もありました。そんな、指導力もない病人を今更殺害し、「これでテロ戦争に勝った」と言うアメリカ。それは、大統領が「外国生まれ」を隠すため、別の話題を作り出したとかいう話ですが、我らが官総理も病態のビン・ラーディン氏よろしく「政策は何もできない、タダの無能力者」だったのではないか。そして、それを引きずり下ろすのは、アメリカのビン・ラーディン氏殺害と余り代わり映えのしない話なのかも知れない。

官総理の「政策」は、霞ヶ関のカンリョーの皆様の出す「政策」で、官総理は何か考え違いをしているのか「カンリョーの皆様の出す政策を忠実にこなす」というのが、総理の仕事だと思っていたのではないか。それだから、財務省に言われれば「消費税増税で、霞ヶ関だけ潤う政治」を進めようとしていたし、「げぱんつ(<-なぜか変換できない)、バンザーイ」となってしまった。げぱんつの件は、色々と面倒な「しがらみ」があり、ここでその詳細を述べるのは時間がありませんが、短く言ってしまえば「霞ヶ関の<政策>であり、電力会社の株を持っている様な大企業のトップなども潤う仕掛け」なので、なかなか止めるわけに行かない、というものです。

霞ヶ関のカンリョーの皆様は、相も変わらず「げぱんつ、げぱんつ」とうわ言をいい、その政策を繰り返す無能力者・官総理。それが、この国の政治の実状なのかも知れない。しかし、「政治主導」というのはどこへ行ったのか。まあ、無能力総理には出来そうもありませんが、では、次の「見知らぬ総理」にそれが出来ると言う保証はありません。

そこで、早川由紀夫先生なんかは「愚民ども、死にたくなければ自分でとっとと逃げろ」という過激な物言いになってしまうのでしょう。
そう、政府は何もしてくれません。それどこか、自分たちの政策を推進するためには、国民保護もしないのです。それは、総理大臣が自分で考えた政策ではなく、カンリョーの皆様が提示した政策で、総理というのはそれを実現するという職責にすぎないからです。

戦争では「敵策源地への攻撃」という言葉があるそうです。敵の策を練る所への攻撃という事です。頭を潰すという事です。
今回の原発震災・放射能テロ、という事では、敵策源地はどこにあたるのでしょうか。

こんなtwitterがあります。

http://twitter.com/#!/tokaiama/status/74418705831960576
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福島の乳幼児を遊ばせる「安全な」土を全国にばらまこう! 甲子園いいね 首相官邸 これまで原発を推進してきた自民党議員宅 官僚宅 文科省がお墨付きを与えた「安全」だから何一つ罪に問われる理由はない!
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これは、東海アマ管理人氏のtwitterからの引用です。御意。政府・霞ヶ関は「安全」と申して居るのですから。国民にできる事といえば、これくらいしかないのか、と思えてきました。情けない。

一応、浜岡げぱんつは停止、と官総理は申しました。しかしそれとても「堤防作るまでの辛抱ね」だって。一方、日本海側では「もんじゅ」という、これまた罰当たりな名前を付けた物騒なものが唸っており、そろそろ「ヤバい修理」を行うそうです。東日本は福島原発の死の灰をかぶって居りますが、地震もまだまだあるやも知れません。

広瀬隆氏は過去の著作で「次は日本かフランスか」という問いかけをしました。現実には日本で福島事案が発生してしまいました。そして、地震はまだ、この先も起こるものです。「つぎはもんじゅか、浜岡か」。

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