2011年5月30日月曜日

おいしい野菜で「六の字」

六の字、というのは「南無阿弥陀仏」から来ている、あるいは五体がバラバラになる様から「六」の字を当てたなどの諸説がありますが、由来はさておき、そういう意味です。

今般、東電、霞ヶ関による放射能テロが発生し、福島をはじめとした多くの地域は灰まみれ。しかし、それをさとられまいとする政府は、放射能医学の専門家と称するOOSKを招き、「放射能は100 mSvまでオッケー、ダイジョブ。安心、安心」と連呼、各方面もこれに倣っております。
そして、「緊急事態」である放射能の被爆基準数値を、国際基準よりも大きく引き上げ、それが「常態である」として、野菜などの放射能の検査をしております。

以前は「有機野菜は、ゲリラが作って主婦が売る」と言われておりましたが、それは「農薬反対、食の安全を」とかいう運動でした。しかし、今日ではそうした「食の安全」も利益追求という事で、そうした悠長な事を言っている場合でもなく、様々なお野菜を売っております。


http://www.oisix.com/CategoryX.707.215.htm#LMenuL215

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こちらのお野菜は、他のお野菜と同様に、放射線量の検査を毎日実施し、国の暫定基準値を下回ることを確認したうえで、お届けしておりますので、安心してお召し上がりください。
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と書かれておりますが、「国の暫定基準値」ですよ。それは「国際基準に比してとてつもなく高い値に設定し、緊急時で仕方なく引き上げた筈の規制値なのに、それが常態化している」数値です。大丈夫かね ?

こうして、「風評被害」が「本当の被害」になっていく。やはり、自衛しかありません。

まあ、こんな所で書いても、誰も見やしないのですから、それこそ「安心」ですけれど。

アシャーイ !

※ OOSK = Out Of Still Known ; 「既知の外」です。

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